国家経済の国民生活の指針を定める重大政務として、今年の両会は例年と同様、その議題は社会・人民が関心を寄せる焦点と寸分も離れていない。会議の進行過程において、未だ誕生して間もない移動通信とインターネットをつなぐ交流ツール---ミニブログが今回の両会で、情報伝達の中で新たな役割を果たしているのがわかる
今年の両会では、全国の30社近いメディアがミニブログに登録、全国各地から取材に訪れている60人ほどの両会記者がミニブログを開設し、両会の進展状況をリアルタイムで伝えている。
携帯電話、インターネットなどを通じ、ミニブログでは自分の個人情報を即時に更新でき、いつでも情報発信を行うことができ、ただちにフォーラムが誕生する。ミニブログを利用した情報伝達はインタラクティブ、スピーディー、高効率で、両会という交流と意思疎通を強調する代議制民主政治を公開するのにまさにうってつけと言える。
3億3800万人のネットユーザーを有する中国では、インターネットは既に広範な民衆と直接対話することができ、世論民意を真に反映するひとつの重要なプラットフォームとなっている。今回の両会では、メディア関係者、代表委員にかかわらず、両会のミニブログブームと代表委員のミニブログ開設には期待が満ちており、花盛りのミニブログが両会とネットユーザーの距離をより一層近づけている。
「人民網日本語版」2010年3月8日 |