陸上の第13回世界室内選手権最終日は14日、カタールの首都ドーハで行われ、男子60メートル障害決勝で劉翔(中国)は7秒65で7位に終わった。ダイロン・ロブレス(キューバ)が7秒34で優勝、世界室内選手権記録を更新した。
テレンス・トランメル(米国)が7秒36で2位となり、全米記録を更新した。デービッド・オリバー(米国)は7秒44で3位。
2時間前に行われた準決勝で、劉翔は7秒68のタイムで2位となり、決勝へ進出した。
中国陸上チームの馮樹勇・総監督はレースに先立ち、「劉翔は徐々に回復している。しかしまだ万全ではない。トレーニングの負荷を高めて以来、回復までに2-3日が必要となっている。今回彼がメダルを獲得する可能性は極めて低いと思う。劉翔の心中の目標はロンドン五輪だろう。彼は祖国で開催された北京五輪への準備に4年を費やしたが、不幸にも棄権に終わった。非常に残念なことだった」と語った。
「人民網日本語版」2010年3月15日