14日午前7時49分頃、青海省玉樹チベット族自治州で発生したマグニチュード7.1の地震により、数多くの学校が倒壊され、一部の生徒らが生き埋めとなった。
15日未明3時までに、壊滅の被害を受けた青海省玉樹チベット族自治州専門高校の倒壊した建物から20人の遺体を運び出し、生き残った家族の元家に帰した。高等部の平屋建ての女子寮も全壊し、20人以上が行方不明となっている。また、校舎3階の左部分が崩れ落ち、2人が死亡、約28人が下敷きになっている。
地震が発生した際、学校は朝の体操や、朝食の時間を迎えていった。
同じく壊滅の被害を受けた玉樹チベット族自治州小学校も、平屋建ての校舎がすべて全壊した。同学校の教師の話によると、これまでに、倒壊した校舎から20人余りの生徒の遺体が見つかっている。しかし瓦礫の下にまだ一部の生徒が残っているため、救助活動を急いでいる。
現在は、ケグ鎮学校の死亡者数を統計中。
「中国国際放送局 日本語部」より2010年4月15日