青海省玉樹チベット族自治州玉樹県で発生した地震のため、中国各地で救援活動が行われている。各級政府や基金会及び一部の企業と機構は当日、救援物資の輸送と救援隊の派遣を明らかにした。
マカオ赤十字会は30万マカオドルを拠出することを明らかにすると共に、募金活動を繰り広げている。天津鉄道部門は当日夜、2万着の綿コートを被災地へ輸送している。青海省の8社の仮設施設メーカーと建築、水道、電気関連会社5社は被災地に到着し、このほか雲南省と広東省の公安国境総隊の医療チームも被災地に向かっている。
また、新華社通信の報道によると、中国赤十字会の999緊急救援隊は52人からなる救援隊を派遣すると共に、寧夏赤十字会防災センターから100万元相当のテント、綿コート、布団などの救援物資を調達した。そして、四川省、甘粛省、福建省、上海市、北京市でも救援物資の調達や義捐金の寄付が始まっている。
「中国国際放送局 日本語部」より2010年4月15日