中国地震局は、青海玉樹地震の震源の深さを33キロメートルから14キロメートルに修正した。中国地震局賑災応急救援司(震災応急救援局)の苗崇剛副司長によるコメントは次の通り。
震源の深さ33キロメートルと14キロメートルはいずれも、浅発地震の部類に入るため、震災対策に関わる判断については、大差はない。
地震パラメータ指標の修正は、地震学界の一般ルールに反するものではない。地震発生後、地震パラメータの観測が速やかに行われ、地震災害救援指揮および速やかな政府による救援活動部署配置のための参考データとして用いられる。グローバル地震観測ネットワークからのデータが随時得られるようになったことで、より精密なデータ数値への修正が可能となった。このような修正は国際慣例に見合うものだ。
「人民網日本語版」2010年4月19日