北京、高齢化社会に

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発信時間: 2010-05-14 13:56:34 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

北京の衛生部門は13日、「2009年度保健と健康状況に関する報告」を発表した。これは、新中国成立して以来、北京市が始めて発表した健康白書である。

この報告によると、北京戸籍保有者で65歳以上の人口は168.8万人となり、全人口の13.6%を占めている。

国連のユネスコは、60歳以上の人口が国や地域の総人口の10%以上を占めるか、または、65歳以上の人口数が総人口の7%以上を占める場合、その国や地域は高齢化社会であることを定めており、これに基づき、北京は高齢化社会に入ったことになる。

また健康状況について、伝染病がこれまでの死亡原因のトップとなっていたのか10位に下がった。代わりに、半分以上の中高齢者は高血圧にをわずらっている状態である。また、児童の間ではトラコーマや回虫病の発病率がかなり下がり、青少年の身長成長速度は体重の増加速度には及びない。

この報告は8の部分からなっていて、出生や死亡、慢性病や伝染病の発病、身体障害や精神疾患、児童や青少年の健康、医療保健サービス、公共衛生などに対してデータを掲載し、分析を行ったりしている。

「中国国際放送局 日本語部」より2010年5月14日

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