中国人労働者3人、イエメンで拉致される

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発信時間: 2010-05-17 13:51:29 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

イエメンの分離主義者が16日、同国東部のシャブワ州で、石油会社に勤務する中国人労働者3人を拉致した。現地政府によると、今回の拉致行為は、政府に圧力をかけ、「事件」によって各関係方面に有利な立場をもたらすことを狙ったものという。現在、シャブワ州担当者が、3人の無事解放に向けて犯人との交渉にあたっている。駐イエメン中国大使館も救出のための対策に乗り出した。

シャブワ州の担当者がロイター通信の記者に明かしたところでは、拉致された中国人3人はいずれも、米Nabors Industries 社の従業員という。3人と現地の運転手3人・警官2人が車で会社に向かっていた途中、部落で武装勢力に拉致された。人質には今のところ、負傷者はでていない。

イエメンではこれまでにも、多くの外国人拉致事件が起こっている。その目的の多くは、政府に圧力をかけることで、正当な方法で得ることのできない利益を狙ったものだ。統計データによると、各方面が交渉にあたった結果、拉致された外国人のほとんどは、最終的に釈放されている。

駐イエメン中国大使館は、関連部門と緊急連絡を取り、3人の無事釈放と一刻も早い事件解決に向け、対応措置を講じている。

「人民網日本語版」2010年5月17日

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