先天的奇形の22歳女性 10回の手術で新しい顔に

タグ: 先天的な奇形

発信時間: 2010-05-18 11:39:28 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

治療前

手術後

義歯を入れた王娜さんの髪をとく養母 

世界でもまれに見る先天的な奇形を持ち、22年間ずっと辛い思いをしてきた王娜さん。4年間に約10回の手術をし、17日にやっと全ての治療が終わった。手術は成功し、今では話すことや食べ物を咀嚼することもできる。 

22年前のある夏の夜、陝西省渭南市合陽県馬家庄の王友仁夫婦は、家の入り口で生まれたばかりの赤ちゃんを発見した。王娜と名付けられたこの赤ちゃんは上アゴの骨も歯もなく、成長するにつれて顔がくぼみ始めた。途中で学校をやめた王娜さんは、普通に食事をすることも話すこともできず、近所の子供たちは王娜さんを見るとみんな怖がって泣いた。 

養父母はこの十数年、王娜さんを治療するために全ての貯金を使い果したが、2006年4月に訪ねた西安の第4軍医大学口腔病院顎顔外科での劉彦普主任との出会いが王娜さんの運命を変えることになる。王娜さんは世界でも希少な先天的な奇形の病例で、近代的なアゴの修復分野の挑戦であることに気づいた劉彦普主任は、すぐに病院側に報告し、病院側は王娜さんの治療費の全額を免除することに決めた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2010年5月18日

 

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