郭台銘氏は深センにあるフォックスコン竜華産業団地で行われた記者会見で謝罪した(5月26日午前)
工場内にあるプールのそばで取材を受ける郭台銘理事長(5月26日)
台湾鴻海グループの郭台銘理事長は26日、子会社フォックスコン(富士康)グループの深セン竜華工場を訪れ、この1年間に飛び降り自殺した従業員の家族や社会に対して頭を下げて謝罪し、このような不幸な事件の再発を防ぐための措置を講じているところだと述べた。
郭台銘理事長は26日、300人ほどの国内外の記者と共に、フォックスコンで働く従業員の寮や食堂、福利センターを見学。そして「一連の不幸な事件に対してお詫び以外にない。今いちばん心配しているのは、メンタルヘルスで問題がある人たちのことで、大切なことはどのように事件発生を防止するかだ」と述べた。
「チャイナネット」 2010年5月27日
関連ニュース:
富士康の連続飛び降り自殺 新世代農民労働者の困惑が浮き彫りに