国家電網福建省第2電力建設公司は26日、厦門(アモイ)東部の海域で、従来の島への第一電力ルートの拡張?容量拡大のための改造を行った。今回の改造プロジェクトでは国内で最大の断面積(2500平方センチ)、直径172センチ、長さ3.75キロメートルにおよぶ海底ケーブル3本を利用しており、各ケーブルの重さは360トン以上、送電容量は600万キロボルトアンペアに達する。従来の2つに分かれた海底ケーブルに比べて占有する海域面積を37.5ヘクタール削減し、電力供給能力は約2.5倍に拡大する。
同プロジェクトの西は集美、東は厦門島内に位置し、埋設機を搭載した積載能力3千トンの特殊なケーブル敷設作業船を使用し、GPSやリモートセンシング設備などを利用して効果的、正確に埋設ルートと埋設の深さをコントロールする。敷設作業は7月5日に完了する予定だ。
「人民網日本語版」2010年5月27日