サラリーマンの若者も児童デーを盛んに祝っていることが注目されている。
27歳の丁さんは国際物流会社の管理職を勤めているが、児童デーの夜は、親友数人と『スラムダンク』を見る予定である。このアニメは中学生の時に流行ったもので、毎晩6時テレビの前に釘付けになっていたといる。また、女性の張さんは子ども時代の親友と、当時一緒に遊んだゲームでもう一度遊ぶ計画を立てている。
このほか、若者らは自分や友人に児童デーのプレゼントを贈ったりしている。特にストレス解消できるものや知能おもちゃが人気だそうである。
なお、この現象について、上海政法学院社会学の章友徳教授は、「児童デーを盛んに祝うのは、子ども心理がまだ残っているからだ。しかし、これを一概に批判する必要はない。このような形でストレスを発散できるなら、決して悪いことではない」と分析している。
「中国国際放送局 日本語部」より2010年6月1日