曹操が口に含んでいたヒスイの珠は1000万元以上の価値がある
「曹操の墓」1号墓で見つかった宝剣
「曹操の墓」1号墓では、今までに宝剣1件が発見されている。これは墓の主が腰につけていた細長い鉄の剣で、長さは50センチ、剣の鞘もあり、さびてはいるが全体的に保存状態は良好できわめて珍しい。
「曹操の墓」1号墓は合わせて100平方メートルの広さがあり、宝剣は墓の通路で発見された。2号墓で見つかったヒスイの珠は、曹操が埋葬された時に口に含んでいたもので、非常に珍しく1000万元の価値はあると専門家は説明する。
関係者によると、一番価値があるのは上層の土壌から見つかったヒスイの珠で、形は楕円で長さは2センチ、滑らかな肌合いで、光に照らすと非常に美しい。わざわざ視察に訪れた中国収蔵家協会の会長は「唐代以後の記録に見られるが、本物を見たことはない」と、このヒスイの珠は世界に2つとない貴重な物だと話す。
「チャイナネット」 2010年6月12日