W杯韓国-ギリシャ戦を分析 中国サッカーは独自路線を

タグ: ワールドカップ,韓国

発信時間: 2010-06-13 15:41:35 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

ワールドカップ・グループBの試合が12日夜に行われ、韓国が2:0でギリシャを下した。試合後、 北京国安チームの監督を務めたことのある金志揚氏が試合の評価を行った。金氏のコメントは以下のとおり。

韓国は2ゴールを勝ち取り、勝ち点3ポイントを獲得し、グループ勝ち残りの可能性を増やした。私もアジアのサッカーの活躍をうれしく思う。アジアサッカーは自信を打ちたて、スタイルを形作る必要がある。私たちは欧米の強豪チームと比べ、劣っているわけではない。韓国がその証明だ。

中国サッカーは、あるときはドイツに学び、またあるときはブラジルやスペインに学ぶ、というのではいけない。優柔不断で、スタイルが確立されないからだ。いつも1度か2度の勝敗で、持ち続けるべきものを否定してしまう。何事も口で言うのは簡単だが、強豪のスタイルというものは、私たちに学ぶのは無理だ。われわれが学んでいるのは、表面的な部分でしかない。中国の選手には、足が速く、パスがスマートで、身体的にメリットがあり、パワーもあるという独自の特徴がある。また、中国人の忍耐力も忘れてはならない。

私たちは、強豪チームの進んだ理念と技術を鑑とすることは構わないが、そっくりそのまま真似するのは絶対にいけない。中国のサッカーは独自の道を歩むことで、初めて活路を見出せる。それ以外はただの模倣でしかない。

「人民網日本語版」2010年6月13日

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