大亜湾原発内で放射性物質漏れ 外部へ影響なし

タグ: 原発内 放射性物質 漏れ 影響

発信時間: 2010-06-17 13:27:19 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国国家核安全局の責任者は16日、メディアに対して、「広東大亜湾原子力発電所の燃料棒に微かな亀裂が生じたものの、放射性物質は漏えいしておらず、環境への影響や被害はない」と明らかにした。

このほど、大亜湾原子力発電所の原子炉2号機1回路の放射性ヨード及び放射性希ガスの活性が異常に上昇したことが観測で判明したため、調査した結果、一本の燃料棒のカバーに微かな亀裂が生じていたことが分かった。しかし、回路の圧力限界と安全カバーが万全だったほか、原発の観測計器が示した発電所内と周辺環境の放射性レベルに異変は起きておらず、環境保護部が大亜湾原発周辺に設置している放射線モニタリングスポットでも異変は報告されていなかった。

核安全局の責任者は、「大亜湾原発原子炉2号機に使われている燃料棒は4万本以上あり、個別の燃料棒に破損が生じることは異常な状況ではない。更に破損が生じた燃料棒の回線放射性レベルに異常値が見られたものの、あくまでもコントロール範囲内のものだった。現在、当該回路の放射性レベルはすでに下降して安定しており、発電ユニットも正常に運転している」と述べた。

「中国国際放送局 日本語部」より2010年6月17日

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