中国メディア、収入分配制度の改革に注目

タグ: 改革開放,所得 収入分配制度

発信時間: 2010-06-17 14:32:03 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国の多くの省はこのほど、相次いで労働者の最低賃金基準を引き上げました。改正中の「賃金条例」も年内に公布されると見込まれている。全国民の利益に関わる収入制度改革が始まったところである。  

改革開放30年来、中国の国民収入は大いに増加したが、分配不均衡の問題は日増しに深刻化している。関係筋によると、中国大陸の所得格差が拡大していることは、ある程度の社会の不平等を引き起こし、一連の社会問題をもたらすということである。

『人民日報』の社説は「都市部と農村部の異なる階層の間の所得格差は絶えず拡大しており、特に初回分配における労働報酬の比率が低すぎるため、庶民の消費レベルと生活レベルの向上は制限されている。また、一部の独占業界、暴利業界、権利階層に支配される社会の財産比率が多すぎるため、「一生懸命に働いても、まだ所得が少ない」という不公平な状況を招いた」としている。

「中国国際放送局 日本語部」より2010年6月17日

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