膨張式宇宙ステーションの予想図
膨張式宇宙ステーションの原型が置かれているラスベガスのビゲロー社長
海外メディアは、米ホテル業界の有力者であるビゲロー社長が、民営の宇宙ステーション開発に積極的に取り組んでいると報道した。宇宙ステーションでの30日の滞在費は、宇宙への往復費用も含めて2500万ドル。この額は「国営」の半額だ。
ビゲロー社長が創設したビゲロー・エアロスペースは、膨張式のモジュールを4年後に打ち上げることにしており、これは世界初の民営宇宙ステーションになる。
ビゲロー社長によると、2016年までにもう一つの宇宙ステーションができれば収容人数は36人になり、これは今の国際宇宙ステーションの6倍にあたるという。計画では、2017年から毎年15回から20回にわたって宇宙へ観光客を送る予定だ。