2006年7月1日の青蔵鉄道の全線開通から今年の7月1日までの間、北京鉄道局北京客運段(車掌区にあたる)京蔵車隊は、4年間に1168万キロの安全運行を実現、旅客はのべ438万人に達し、安全やサービス面に関する利用客からのクレームは一度も受けていない。
北京客運段京蔵車隊が乗務する列車T27/28の北京からラサまでの全行程は4064キロ、片道の運行時間は約46時間だ。青蔵鉄道区間で15班、500人以上の乗務員が寒さや酸欠などの困難を乗り越え、心のこもったサービスを乗客に提供している。中国語、チベット語、英語の3言語によるサービスや、10種類以上のチベット料理やイスラム料理を用意し、また高原の風景の紹介や新サービスに関する説明カードの配布など13項目のサービスを提供している。4年で100往復以上、合計1万時間以上の運行を行い、民族団結の橋渡し役をつとめている。
「人民網日本語版」2010年7月5日