中国で最も住みやすい都市は福州

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発信時間: 2010-07-06 11:32:51 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国環境計画院の王金南・副院長は4日午前に南京で開催された「上海万博メインテーマフォーラム」の席上、中国の居住に適した環境の都市に関する観測指標体系を初めて発表した。この体系は中国国内31の省都および5つの計画単列都市(省級行政区に相当する権限が与えられた大都市)を対象に評価を行ったもので、福州が総合得点で最も高い点数を獲得し、最も住みやすい都市ランキング1位の座に輝いた。南京は生態環境、生活環境、大都市環境管理実績の3指標でいずれも首位となり、生態が最も優れた都市に選ばれた。

今回の分析は、居住に適した観測指標に基づき、中国国内で2002年から2007年までに政府が発表した関連データに対して総合的に行われた。2007年の評価結果から、住みやすい都市の上位3市は福州、寧波、南京となった。一方全36都市の最後尾は蘭州と烏魯木斉(ウルムチ)だった。王副院長は、「この体系は大都市のみを評価しており、三亜、海口などの中都市の居住環境指数はもっと高い。今回の評価は中国のここ数年の都市環境の改善成果と、直面する課題のみを反映している」と述べた。報告によると、中国南部各都市の居住環境指数はおしなべて北部各都市、東部沿海地域各都市よりも高く、また経済発達地域の居住環境は西北地区より良く、さらに経済が相対的に滞っている地域は豊かな自然が残され、環境の受け皿が比較的大きい都市として居住環境指数が比較的高くなっている。

「人民網日本語版」2010年7月6日

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