ここ数日、中国の多くの地区では37度から40度の高温が続いている。そのため、中国中央気象台は6日、高温の最高レベルを示すオレンジ警報を発令した。
6月30日から、中国の大部分の地区では37度から40度の高温天気が続いてきている。中央気象台は6月20日から、連続して初期レベルの青色警報を発令したが、7月3日に警報レベルを引き上げ、黄色警報を発令した。5日、北京の気温は一時的に40.6度まで上がり、気象記録史上の最高を記録した。
気象専門家は「南部、北部はともに高温が続いている。南方は湿度が高いため、蒸し暑く、逆に北方は乾燥のため暑い」と述べた上で、今後も3日間は、高温が続くため、注意を呼びかけた。
なお、中国では高温警報は3つのレベルに分けられているが、下から青色、黄色、オレンジ色の順番で警報レベルが高くなる。
「中国国際放送局 日本語部」より2010年7月6日