1人平均1平米で一晩過ごせるか 「80後」30人がチャレンジ

タグ: 若者,パフォーマンスアート

発信時間: 2010-07-07 15:13:16 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 上海各地から集まった若者30人が3日夜、広さ17平方メートルの部屋でぎゅうぎゅう詰めで一晩を過ごすことにチャレンジした。企画者の紹介によると、これはパフォーマンスアートの一種で、同じ都市に住む人々の「心の扉を開き、友達になる」ためのものだという。しかし最終的には20人以上が不参加だったことが4日の朝、メディアの取材で明らかになった。

 3日夜8時ごろ、「新民網」の記者が虹橋路のある住宅を訪れると、入り口には30足の靴がバラバラと置かれていた。広さ17平方メートル程度の寝室に入ると、30人以上の若者が座ってゲームを楽しんでいた。

 企画者の于さんによると、同じ都市に住む人が集まるこうしたイベントをよくインターネットを通じて企画するのだという。今回のイベントには100人以上の申し込みがあったが、実際に来たのはわずか30数人だったという。于さんは、インターネットで予告した「1人平均1平方メートルのスペースで一晩を過ごす」という目標の実現は難しいと思い、諦めて帰る人が多いだろうと述べていた。

 参加者の多くは1985年前後に生まれた「80後(80年代生まれの若者。価値観や生活様式などがそれまでの世代と異なるため、違和感を込めてこう呼ばれる)」だ。参加者の多くがW杯観戦のために早く帰宅し、最終的に残ったのは10数人だったという。

「人民網日本語版」2010年7月7日

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