MS中国元総裁の学歴詐称、有名人に波紋

MS中国元総裁の学歴詐称、有名人に波紋。 今月に入り、国内で著名な科学普及作家・方舟子氏は、新華都実業集団の唐駿総裁について、カリフォルニア工科大学博士課程修了という同氏の学歴は虚偽だとマイクロブログで摘発した…

タグ: 唐駿,学歴,虚偽,学歴詐称

発信時間: 2010-07-12 16:27:29 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

唐駿

 今月に入り、国内で著名な科学普及作家・方舟子氏は、新華都実業集団の唐駿総裁について、カリフォルニア工科大学博士課程修了という同氏の学歴は虚偽だとマイクロブログで摘発した。同大学の同窓会名簿に唐総裁の名前は見当たらず、関連データベースを当たっても博士論文が検索されないという。方氏は、その後数日間に書き込んだマイクロブログでも、唐氏の発明特許や海外での経歴の真実性についても疑惑を表明、世間の関心を引いた。

 中国の著名経営者・唐駿氏は、「打工皇帝(雇われ皇帝)」と呼ばれている。日本と米国への留学経験を持ち、マイクロソフト(中国)有限公司の総裁を務め、顕著な業績を残した。唐氏は2004年、「終身名誉総裁」に就任、同社を退職し、その後、盛大集団の総裁となった。2008年、10億元で新華都実業集団に引き抜かれた。

 唐氏は学歴詐称について、「カリフォルニア工科大学で博士号を取得したと、一度も言ったことはない」と語る。同氏はパシフィックウェスタン大学(Pacific Western University)」で博士号を取得しているが、同校が博士号を授与する資格を持っているかどうか自体疑わしい。

 唐氏の学歴詐称問題に関する論議が高まる一方、インターネットでは、この問題が別の連鎖反応も引き起こしている。多くの有名人やスターが、唐氏の二の舞にならないように、自分のネット上の略歴データを「自発的に」検索、改正や更新を行っている。有名人達は、虚偽情報がネットで見つかれば「第2の唐駿」になってしまうと気が気でない。

 「人民網日本語版」2010年7月12日

方舟子

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