駐ドイツ・フランクフルト中国総領事館担当者によると、デュイスブルク(Duisburg)市で開催されたイベント「ラブ・パレード(Love Parade)」で起きた転倒事故で、中国人1人が死亡、2人が負傷したことを地元警察が発表したという。死傷者3人は全員女性。
同担当者は25日午後、デュイスブルグ市内の病院で、負傷した2人を確認、2人とも身体状態は安定していると明かした。負傷したうち、30代の女性は、足を踏まれて怪我をした。別の58歳の女性は、押されて胸部に傷を負い、経過観察のため数日間の入院が必要という。
デュイスブルク中国学生会の王欣主席によると、同会担当者と連絡を取り合ったところ、今回の事故で負傷した中国人学生は、今のところ確認されていないという。
地元の警察は、事故発生当日中に、犠牲者19人の身元を確定した。内訳は、女性11人・男性8人、ドイツ人11人・外国人8人。
「人民網日本語版」2010年7月26日