個性的なヒョウ柄の衣装を身につけた男性従業員
「思いやりネット」と呼ばれる自殺防止のネット
富士康グループの深セン竜華工場では18日午後、色鮮やかな山車のあとを2万人の従業員が楽しそうな様子で行進した。従業員たちはこのイベントを自分たちの「カーニバル」と呼んでいる。
この催しは、富士康の従業員が自発的に呼びかけて行われたもので、富士康労働組合連合が主催する大規模なイベントだ。テーマは「命を大切に、家族を大切に」。2万人の従業員が竜華工場でお祭り騒ぎをしていた時、その様子を映した映像は全国の富士康グループの工場に送られ、各工場の従業員も入れると総勢5万人が参加した。
富士康グループによると、今回のイベントは富士康創業以来、最大規模のイベントで、飛び降り自殺のあと富士康グループが3カ月にわたって危機を解決した総まとめである。
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