中国通信工業協会の王秉科会長は18日、第1回中国瀋陽国際携帯電話博覧会の記者会見で、「中国で自主的に研究開発された3G産業チェーンの完備や、三網融合(通信ネットワーク、放送ネットワーク、インターネットの一体化)によって、中国の携帯電話産業は全面的に3G時代に入った。今年の携帯電話の生産高は7億台以上となり、世界の60%を占めると予想される」と語った。
統計によると、2009年、中国の通信産業の増加値は去年の同じ時期より7%伸び、携帯電話の生産高は6億2千万台、去年の同じ時期より9.8%増えた。中国は世界一の携帯電話生産大国と消費大国になった。また、2009年、中国では、通信業務の収入は5%伸び、電話ユーザー数は10億6千万、携帯ユーザーは7億4000万人になった。一人当たりの携帯電話保有量は50%を超え、先進国の60%―70%のレベルに近づいているということである。
「中国国際放送局 日本語部」より2010年8月19日