資料写真:京藏高速の河北区間での渋滞の様子
京藏高速の内蒙古・興和から河北区間で運転手に弁当を販売する男性(2010年8月16日)
国道110号線の新道路の一部が不通になり、北京とチベット自治区を結ぶ京藏高速の北京方面が連日のように渋滞している。今のところ解消の見込みはたっていない。河北高速交通警察官は、この区間の道路が補修されている間は、できるだけ迂回して北京へ行くよう呼びかけている。
河北高速交通警察張家口支隊の22日の情報によると、7月28日から国道110号線の新道路の一部が損傷し、北京と新疆ウイグル自治区を結ぶ京新高速の河北区間で21キロの渋滞が発生、京藏高速の懐安区間では、1日2500台近くの車両が張家口管轄区域に足止めになり、国道110号線にまで流れて渋滞になったという。
河北高速交通警察張家口支隊はこの交通渋滞に対して、比較的大きな料金所ではトラックを分流し、車両の出入りが多い入口では時間を決めた通行を実施、自家用車や客車、農産物輸送車両以外の大型車は通行を制限するなど、多くの措置を講じて交通渋滞緩和に努めている。またメディアや高速道路に設置された電子スクリーン、注意を呼びかけるチラシなどを作成し、道路状況を知らせる広報を強化している。
河北高速交通警察は、23日から国道110号線の新道路の補修をを行うため、北京に向かう車両、特に石炭を運ぶ大型トラッはできるだけ迂回して北京に入るよう呼びかけている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2010年8月23日