フィリピンのマニラでは23日、香港のツアー客を乗せた観光バスがに乗っ取られ、最後まで人質になっていた8人が命を落とした。
今回の事件では、フィリピン警察の対応能力が問題視され、「新京報」は、フィリピン警察の救出作戦での多くのミスを報道した。その他にも、数十秒以内で終えなければならなかった突撃も、フィリピン警察は79分もかかっており、メディアは「世界一長い救出突撃」と呼んでいる。
また鳳凰衛星(フェニックス)テレビなどのメディアは、今回の惨事が発生したあと、フィリピン警察や多くのフィリピン市民が、事件現場で笑って記念写真を撮っていると伝えた。
これに対してネットでは、「写真を撮っている時の警察の笑顔には人間性の欠如が見える」や、「それならいっそのこと観光バスをここにおいておけばいい。そうすれば観光名所になって見学せざるを得ず、フィリピンの恥を証明することになる」といった憤りの声が噴出している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2010年8月26日
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