国家発展改革委員会(発改委)党組メンバーを務める劉鉄男・副主任はこのほど、中国の第2四半期(4-6月)の国内総生産(GDP)が日本を抜き世界2位となったが、国内の世論は比較的平穏で、これを疑う声もあるほどで、国家と民族の自信を反映していると語った。
劉副主任によると、中国産業の現代化は「巨大だが強大ではなく」、国際分業体制の中で受動的地位にあり、投資に対する生産効率は比較的低く、経済構造の改善・グレードアップを加速させ、戦略的産業を発展・育成しなければならない。「十二五(第12次5カ年計画:2011-2015年)」期間中、都市・農村部の一体化実現に努力、協調を促し、社会建設を加速させ、民生を改善・保障、ひきつづき改革開放を深化させると共に、民主、法制、文化事業の発展を強化することが求められると劉副主任は指摘している。
「人民網日本語版」2010年8月26日