中国南方航空が運航する北京発ハルビン経由のCZ6267/8便が26日12時50分、黒竜江省伊春林都空港に着陸した。同空港は事故後、いったん閉鎖していたが、最初の航空便を受け入れ、正常運航が再開された。
墜落事故の事後処理が事故当日の26日、全面的にスタートした。同日午後、事故後初の記者会見が行われ、河南航空はこの場で事故発生について陳謝した。同社の劉航・監事会主席が会社を代表して、2度立ちあがって深々と頭を下げ、社会に謝罪の意を示した。
伊春市は犠牲者の遺族の担当を決め、彼らの要求を満たすよう計らい、心のケアのための心理カウンセラーも派遣するよう手配した。
国家民用航空総局(民航総局)航空安全弁公室の呂爾学主任によると、同局は事故調査チームを立ち上げ、現場で事故機から回収された2台のブラックボックスの暗号解読を北京で進めているという。
記者会見に先立ち、会見主催者と出席したメディア各社代表全員が、犠牲者に黙祷を捧げた。
「人民網日本語版」2010年8月27日