写真: 北京に着いた親子(右は父親の丁億徳さん)
丁億徳さんは、息子が北京の連合大学に合格したので、彼の意志を鍛えるため、新疆から北京まで息子と一緒に自転車で走った。24日間で3500キロ以上走って、父子は29日夜ようやく北京に着きた。
丁億徳さんは、昔、自転車で中国を回った親子のことを聞き、その時から息子が大きくなったら、一緒に自転車に乗って旅に出る夢を持っていた。息子が中学校を卒業した年に、二人でクムルからウルムチまで自転車で走ったが、その時、息子が北京の大学に合格した時には、一緒に北京まで走ると約束をした。
丁億徳さんは「列車なら1000元(1万2500円)ほどで済むが、今度の旅は4000元(5万円)もかかった。でも、息子はいろいろ得るものがあったので、それだけの価値はある」との感想を語った。
「中国国際放送局 日本語部」より2010年8月30日