新華社「瞭望東方週刊」、中国市長協会「中国都市発展報告」業務委員会、復旦大学国際公共関係研究センター、旅游衛視(観光衛星テレビ)が共催した中国の都市国際イメージ調査活動がこのほど終了した。
主催者は先日記者会見で調査結果を発表し、上位10都市ランキングは順に、上海、北京、成都・南京(同位)、杭州、寧波、西安、長沙、昆明、長春となった。
指標別で首位を最も多く獲得したのは上海と北京。国際イメージ、都市の総体イメージ、都市の先進性、観光先進性、都市信頼度、政府効率、都市の投資価値、都市の国際化水準はいずれも上海がトップ。仕事・生活の先進性、都市文化、都市環境、都市の利便性では北京が1位。
今回の調査は初の試みとなるため、復旦大学国際公共関係研究センターは専門家を招聘し専門課題チームを設立、国内初の「中国都市国際イメージ研究評価体系」を作成した。
指標は、都市の先進性、都市文化、都市環境、市民のモラル、治安状況、利便性、都市の個性、信頼度、政府効率、投資価値、発展潜在力、国際化の計12項目が用意された。
調査は今年4月、北京で始まった。都市の国際イメージを調査するにあたり、調査専門企業によるアンケート調査と各関連都市が提出した資料が主に活用された。両者の比重は8:2。先月調査は終了した。
今回の調査は、米国系世論調査会社のギャラップ(中国)諮詢公司がサンプリング対象を確定。今年5月初旬から2カ月間以上、オンライン、電話などを通じて調査された。回答者は世界6大洲、100以上の国と地域の約7980人。対象は18-60歳の外国人(香港・マカオ・台湾在住者を除く)で、海外在住者と中国在住者の両者。
「人民網日本語版」2010年8月31日