バスジャック事件 中比双方が連携調査へ

バスジャック事件 中比双方が連携調査へ。 在フィリピン中国大使館職員は31日、同国内で発生したバスジャック事件に対し、事件を単独案件とし、これを政治化してはならないという姿勢を再度明らかにした…

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発信時間: 2010-08-31 11:22:46 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

在フィリピン中国大使館職員は31日、同国内で発生したバスジャック事件に対し、事件を単独案件とし、これを政治化してはならないという姿勢を再度明らかにした。中比双方は充分な交渉の結果、すでに連携して証拠捜査を行っている。

フィリピン当局が香港警察と共同調査業務を展開することを決定したと発表した後、香港警察はフィリピン警察とさらなる意思疎通、協調を行っており、事件が発生した観光バスに対する15時間にわたる徹夜の検証の結果、31日早朝に検証は終了、写真など大量の証拠品を押収した。香港警察はできるだけすみやかに今回の検証作業について、系統的報告を行いたいとしている。

在フィリピン中国大使館はまた、香港警察による今後の調査業務は、フィリピン警察と連携し事件での発砲について検証を行うことだとし、発砲の弾道について精緻に検査を行うと表明した。フィリピン警察と香港警察は今後それぞれが発砲検査結果を書面で報告、最終的にこれを公表し、中比双方がさらなる協調達成を図りたいとしている。

双方の連携調査は今後も終始、相互協力の原則に則られる。香港警察はフィリピン側の司法主権と管轄権を充分に尊重しており、調査は双方の相互理解と充分な共通認識の中で、今後もさらに進められる。

「人民網日本語版」2010年9月1日

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