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韓国駐在中国大使館の情報によると、中国漁船1隻が1日午後、韓国西部の海域で韓国の貨物船に衝突されて沈没し、船上の乗組員全員が行方不明となっている。
中国海上捜索救助センターによると、同センターは捜索プランを計画、当該海域は現在天候が悪いため、天候の状況を見て捜索船を出し、捜索活動にあたる予定だ。
韓国海洋警察からの通報によると、1日午後2時45分(北京時間午後1時25分)、当該の中国漁船は韓国・泰安西格列飛島の西68海里、韓国の排他的経済水域から17海里外側の位置で韓国HC海運の1250トン級の貨物船と衝突。漁船上の乗組員は全員が海に落ちて行方不明となった。通報によると、韓国海洋警察は警備艇とヘリコプター1機を派遣して事故現場で捜索活動を行っている。
韓国駐在中国大使館は既に韓国側と交渉し、全力で救助を行うよう要求している。大使館側は現在、沈没した漁船の船名と乗組員の状況を確定中だ。
中国海上捜索救助センターの関係者が1日夜9時に明らかにしたところによると、同センターは事故の情報を確認済みで、捜索プランも制定済みだという。韓国の西部海域は昨夜は天候が非常に悪く、風速が秒速30から40メートル、波の高さは10メートルに達している。同センターは捜索プランを基に、天候の状況を見て当該海域に捜索船を出し、捜索活動にあたる予定だ。
「人民網日本語版」2010年9月2日