2億2千万元(約27憶円)を投じて建設された、湖北省武漢市にある武漢西蔵(チベット)中学(日本の中学と高校に相当)の新校舎がこのほど、完成した。中国紙、西蔵日報が伝えた。
武漢西蔵中学の発展に対する湖北省共産党委員会および政府の高い関心を背景として、湖北省と武漢市の西蔵援助弁公室や教育部などはここ数年、武漢西蔵中学の建設に力を入れ、資金投入を強化。西蔵中学の教職員と生徒の学習環境や生活条件を整えてきた。
武漢西蔵中学の新校舎は敷地面積136.7ムー(約9万平方メートル)、延床面積3万3218平方メートルで、西蔵中学としては中国最大の規模。学校側は全国一流の基準に基づいて施設・設備を設置。24学級という学校規模に合わせて教室、マルチメディア教室、実験室が設けられた。このほか、図書館、カウンセリングルーム、デジタル閲覧室、コンピュータルーム、室内体育館、食堂、学生寮、公共放送システム、ケーブルテレビ(CATV)監視システムなどが完備されている。
武漢西蔵中学は今学期、中学生90人と高校生120人を新たに迎え、全校生徒数は786人になった。
「人民網日本語版」2010年9月8日