大学生 自家製の紙の船で漢江を横断

大学生 自家製の紙の船で漢江を横断。 漢江鉄橋水域で、12日午前10時ごろ、大学三年生の王●(●=王へんに路)瑶さんはすべて紙を原料とする小船に乗って、全力でオールを漕ぎ、10数分後、漢江の横断に成功した…

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発信時間: 2010-09-13 15:31:21 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 漢江鉄橋水域で、12日午前10時ごろ、大学三年生の王●(●=王へんに路)瑶さんはすべて紙を原料とする小船に乗って、全力でオールを漕ぎ、10数分後、漢江の横断に成功した。

 王●瑶さんは武漢商業服務学院体育学部競馬専門学科の学生だ。12日午前10時、王さんは救命胴衣を身につけて、オールを手に漢江鉄橋の800メートル上流で自家製の紙船を水に浮かべ、2隻のカヌーがその左右両側に護衛船としてついた。漢江の水流は毎秒約2メートルで、「紙船」が流れに沿って下る中、王さんは懸命にオールを漕いで紙船の方向をコントロールし、10分ほど後、鉄橋下流200メートルの地点で無事川岸に到着し、漢江横断に成功した。

 紙の船を作ろうとした動機について王さんは、「今年5月から7月、湖北省体育局の水上管理運動センターで実習をした。実習期間中に中国ブランチドリフトチームの最初の長江ラフティングチームの一人宋元清氏と知り合い、彼の活力に感動させられたことだ」と述べた。王さんは、紙コップは水を通さないのだから、紙で船が作れないわけはないと思い、さらに重要なことは、紙の船を作ることは環境保護の発揚にもなり、低炭素の理念でもある、と考えた。夏休みが始まり、学校の宿舎に閉じこもって船を作ることに専念し、1週間後、長さ1.9メートル、幅1.2メートル、重さ45キロの「紙船」が出来上がり、後宮湖でテスト進水に成功した。

 「紙船」の竜骨(キール)は、トイレットペーパーの芯で作り、防水のために、糊と膠を幾重にも重ねて4層の隔水層を作った。「紙船」の主船体には防水機能の強いクラフト紙を用いたが、しかし、どのようにしても「紙船」は水で分解されることは避けられない。王さんは、「漢江の横断は、実際は時間との競争だった」と述べた。

 「人民網日本語版」2010年9月13日


 

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