9月4日、シンガポールの『海峡時報』が「中国人の新しいステータス―フィリピン人家政婦」と題した記事を掲載した、以下抜粋。
広州の雇用サービス機関で雇い主を待つフィリピン人家政婦たち
中国の富裕層を象徴してきたLVやBMWをもう時代遅れだと言うならば、そこにはもう新しいステータスが生まれている。大卒の英語を話せるフィリピン人家政婦だ。
日増しに強大化する中産階級において、「家政婦のおばさん」を雇うことは日常的なことであるが、最近はフィリピン人家政婦を違法に雇うケースが多くなっている。中国政府は、外国籍の家政婦には就労ビザを出さないが、数千人単位の外国人が中国で無許可で家政婦として働いているという。
香港ではもう数十年もフィリピン人家政婦が働いている。しかし、近年彼らは合法的身分でなくなるにも関わらず、深セン、広州に北上を始めており、最近では上海や北京にも出現している。
通常、彼らは旅行ビザで中国に入り、その後商務ビザや学生ビザに切り替える。
取材を受けた仲介業者やフィリピン人家政婦によれば、今年半ばから、日増しに拡大する市場に応じて、一部の仲介業者がフィリピン人家政婦の斡旋を行っており、現在北京で働くフィリピン人家政婦の数は、数千人とはいかないまでも数百人にはなるという。
家政婦サービス企業の張氏は、フィリピン人家政婦の雇い主はその8~9割が中国人で、その大部分が別荘や高級マンションに暮らす有名人やCEOであると話す。
また、フィリピン人家政婦の「セールスポイント」について次のように語った。「英語は1~2歳の間に学ぶのが一番効果的だと言われているから、中国人の家庭では、自分の子どもに英語を話させようとするんだ。」