唐代皇后石棺に、ギリシャ神話レリーフが発見

唐代皇后石棺に、ギリシャ神話レリーフが発見。 6月17日、盗難に遭い、米国に流出した中国の貴重な文物・唐貞順皇后武恵妃の石棺は公安機関によって陝西省歴史博物館に移送された…

タグ: 文物,流出,石棺

発信時間: 2010-09-13 15:48:17 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 

 「勇士と神獣」というギリシャの神話をモチーフにしたものは西洋芸術でよく現われるが、同じものを題材にしたものが1200年前の中国唐代の皇后の石棺から発見されたのは不思議ならないでしょう。

 6月17日、盗難に遭い、米国に流出した中国の貴重な文物・唐貞順皇后武恵妃の石棺は公安機関によって陝西省歴史博物館に移送された。この石棺は長さ3.99メートル、高さ2.45メートル、幅2.58メートルある。考古学者の調査によると、この石棺の正面にある窓口の下側に「勇士と野獣」をモチーフにしたレリーフが生き生きと現れているということである。

 武恵妃(699-737)は唐代の女帝武則天の姪で、唐玄宗李隆基の妃でもあり、死後、貞順皇后に封じられた。

 

「中国国際放送局 日本語部」より2010年9月13日

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