毎日、読み終わった新聞をどのように処理しているだろうか。ゴミ箱に捨てるか、保存して廃品回収に売るか。古新聞の新しい使い道となる新たな商品が登場した。
古新聞のケース入りの鉛筆
南京健康路のある文房具店では先ごろ、古新聞を利用して作られた鉛筆が販売された。1箱10本入りのこの鉛筆を入れた外箱も古新聞で作られており、箱の記事を読むこともできる。
紙の鉛筆で環境保護と汚染減少
木の鉛筆は誕生から300年以上の歴史がある。木の鉛筆製造には大量の木材が必要だ。中国は世界一の鉛筆生産大国で、生産プロセスで生じる排水や排気、粉塵などによる環境汚染は小さくない。古新聞を利用した紙の鉛筆は森林の乱伐を防ぐだけでなく、国際的な低炭素提唱の趨勢にも合うものだ。
「人民網日本語版」2010年9月17日