冒険の旅
ある朝鮮人の男性検査員が、私の28-300ミリのキヤノンのカメラを発見し、びっくりした様子で、急いで他の作業員を呼んだ。私は彼らが誤解しないように、すぐに丹東で撮った写真を見させ、カメラを持たせて彼らに撮影させると、彼らはこのカメラがただ大きいだけだと分かり、顔には笑顔がこぼれた。
遅れる
朝鮮の北部で中朝国境近くの都市・新義州は、ピョンヤンまで220キロ離れた場所にある。しかしピョンヤンに行くには汽車で6時間もかかり、着いた時に日が暮れていた。ピョンヤン駅に出迎えに来てくれた男性の金さんと女性の金さんによると、今日の列車はかなり時間通りで、いつもは電力不足のため、列車が途中で止まり遅れるのは日常茶飯事だという。時には1日遅れることもあるそうだ。