マラドーナ前アルゼンチン代表監督は、11月に予定されている中国訪問時に、「一緒にランチ権」のオークションを主宰するという。中国側代理人の唐清慧氏は、オークション売上金は、中国の貧困ガン患者に寄付されると明かした。北京の日刊紙「新京報」が伝えた。
マラドーナは11月初めから10日間、「温暖中国」の旅を楽しむ。旅程プランによると、「温暖中国活動」事務室は、滞在中にサッカー親善試合を1、2回行い、慈善晩さん会を催し、貧困ガン患者を慰問し、サッカーファンとの集いに参加、慈善活動に熱心な国内企業ブランド・イメージのPR活動を行う。マラドーナは、企業や個人の積極的な参加を望んでいるという。
中国赤十字基金会「温暖中国行動」は、16日に北京で記者会見を開き、「2010年マラドーナ温暖中国の旅」での「世界初の一緒にランチ権」オークションが10月16日に開催される予定だと発表した。
ビル・ゲイツが以前、中国人富豪を招待して慈善パーテイを開いた時と異なり、今回のマラドーナの「一緒にランチ権」オークションは一般人を対象としている。オークション主催者によると、オークションは10月16日に北京で開催され、最低落札価格は設定しないという。オークション収入は全額、中国赤十字基金会の「温暖中国基金」に寄付される。寄付金は、慈善に対するマラドーナの理念を表す意味で、温暖中国指定病院の設立と貧困ガン患者の救済に用いられる。
マラドーナとのランチは、マラドーナが北京に到着した後、最初の正式な昼食の時に2時間設けられる予定。バフェットとの昼食会と同様、オークション落札者は6人の同行者を連れて、マラドーナとランチを共にすることができる。
「人民網日本語版」2010年9月17日