国内最先端の漁業監視船、活動開始へ

国内最先端の漁業監視船、活動開始へ。 国内最先端の漁政執法船(漁業監視船)「中国漁政310」の引き渡しが29日、広東省湛江市の造船所で行われた…

タグ: 漁業監視船,先端,海洋権益

発信時間: 2010-09-30 15:03:57 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

国内最先端の漁政執法船(漁業監視船)「中国漁政310」の引き渡しが29日、広東省湛江市の造船所で行われた。

「中国漁政310」は、国内で最大トン数、最高の技術レベル、最大の航続能力を誇る漁業監視船。法執行、全天候型巡航、周辺の緊急事態への臨機応変な対応など各機能を備えている。全長108メートル、全幅14メートル、航続距離6千海里(約1万1112キロメートル)で、2500トン級ヘリコプターの搭載、60日間の連続航行、国際航行無制限区域を運転できる。最大速度は22ノット(時速約41キロメートル)。Z-9型ヘリコプター、新型水上ブロードバンド衛星通信システム、光電気追跡認証システムを配備、赤外線カメラ海上監視システムやカラー魚群探知機などの特殊設備も搭載している。

「中国漁政310」の任務は、南沙諸島(スプラトリー諸島)の監視、専属経済区の巡航管理、西沙諸島(パラセル諸島)の中国漁船護衛、北部湾(トンキン)湾中越二国間協定の監視管理、突発的事件への対応・処理。ヘリ搭載によって、捜索救助、偵察、法執行など各分野での機動性が大幅に高まり、監視対象エリアも大きく広がり、管理機能も格段にアップし、国家の海洋権益、漁業権益、国家領海、漁民利益の保護にとっても強大な武器となり得る。

「人民網日本語版」2010年9月30日

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