北京南海子公園の第一期工事がこのほど完成し、北京市民や観光客に向けて無料開放が始まった。公園は大興区の新城、亦庄新城と北京中心部の間にあり、歴史的に北京最大の湿地であった。また、遼、金、元、明、清の5王朝の狩り場、明、清の皇族の荘園でもあった。計画されている総面積は11.65平方キロで、すべてが完成すると北京最大の湿地公園となり、また、北京の4大郊外型公園の一つともなり、総面積は頤和園4つ分の面積に近い。市北部にあるオリンピック森林公園にはるか遠くから相呼応するもので、北京を南北に貫通する中軸線上にもう一つの生態緑地が出来上がることになる。
「人民網日本語版」2010年10月8日