市場調査の英TNSが全世界のネットユーザを対象としたネット利用に関する調査レポートを発表した。ネット愛好家が多いのは、中国や中東地域の国民であることが判明した。「法制晩報」が伝えた。
「デジタル・ライフ」と名付けられた今回の調査では、インターネット利用に関する生活習慣やインターネットに対する態度についての調査・統計が、世界46カ国・5万人あまりのネットユーザを対象に実施された。調査結果の内容は以下の通り。
中国、エジプト、サウジアラビアのユーザうち、55%が「ネット愛好家」の部類に入り、その他の国々をリードした。
中国人ネットユーザの88%は、自分のブログを保有していた。ブラジルのブログ保有率は51%、米国はわずか32%。
中国人は1週間で平均約5時間、コミュニティサイトにアクセスしているが、コミュニティサイト上の友人は、一人平均68人のみだった。一方、ブラジル人は、アクセスする時間が中国人とほぼ同じだが、友人は平均231人もいた。これは、中国人のやや内向的な性格と「広く浅いより深く狭い」ことをよしとする友人観が関係していると見られる。
また、中国、中東地域、ラテンアメリカ地域では、電子メールを利用するよりコミュニティサイトを利用する割合がずっと高かった。
「人民網日本語版」2010年10月12日