国家言語文字工作委員会の副主任を務める教育部言語文字情報管理司の李宇明司長は17日、「人名漢語ピンイン綴り規則」が近く発表されると明かした。同規則により、人名の漢語ピンインの綴り方が統一化され、姓(名字)が先、名前が後となることが明確に定められる。「新京報」が伝えた。
中国人民大学の運営・開催による「第1回中国言語生活学術シンポジウム」が17日、閉幕した。李司長によると、「文章記号使用法」、改定版「数字使用法」、「人名漢語ピンイン綴り規則」、改訂版「漢語ピンイン言葉の正しい用法」など一連の関連政策が間もなく発表されるという。李司長は、「人名漢語ピンインの綴り方が、現在かなり乱れており、規範化が急務となっている。国際大会に参加するスポーツ選手や国際会議に出席する学者の姓名の綴り方にも問題が多々あり、外国人の混乱を招いていた」と話した。
「人民網日本語版」2010年10月18日