台風13号(メーギー)は23日前後、中国東南部海域から上陸すると見られている。
中国は19日、レベルIIの台風対策の始動を発表し、広東省、海南省など台風の影響を受ける地域に専門家を派遣し、台風の予防作業に参加させる。台風の進路にあたる地域のダムの放水はすでに始まり、周辺の船舶も避難を始めた。
「メーギー」は西北部太平洋海域では1990年以来最強で、世界的にも今年最強の台風で、2005年にアメリカを襲ったハリケーン・カトリーナにも匹敵すると言われる。暴風雨のほか、「メーギー」により、海上で高さ14メートルの高波が起こることが予想されます。これはここ二十年来南中国海で最悪の海況で、広東沿海にも非常に大きな波が来る可能性がある。
「中国国際放送局 日本語部」より2010年10月20日