不動産業界の富豪が南京大報恩寺に10億元を寄贈

不動産業界の富豪が南京大報恩寺に10億元を寄贈。

タグ: 南京大報恩寺,寄贈,大連万達グループ,王健林,慈善,信徒,仏教徒,文化

発信時間: 2010-11-09 13:30:44 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

江蘇省の南京市委員会と市政府は8日、「南京大報恩寺再建」の寄贈と調印のイベントを開催し、大連万達グループ理事長の王健林氏が個人名義で南京市人民政府に10億元(約120億円)を寄付した。この額は個人の寄付金としては今までで最高額である。

大連万達グループと王健林氏はこの22年に27億元(約330億円)以上を寄付してきた。そして中国慈善公益事業での寄付額が最も多い民間企業の一つとして4度も中華慈善賞を受賞しており、王健林氏も中華慈善総会の名誉会長、中国共産党中央、国務院、中央軍事委員会から「震災救援模範」を授与されている。

江蘇省常務委員で南京市委員会の朱善璐書記によると、南京市委員会と市政府は強力に大報恩寺の再建工事を推進し、さらに歴史文化都市の建設を推し進めて、2013年の完成、2014年の公開を予定しているという。

王健林氏は今回の寄付についてこう語る。「私は仏教徒ではないが、今回は信徒の布施ではなく、中華の伝統文化や豊かな中華の歴史文化、調和の取れた社会の促進を発揚するために寄付をした。震災救援や貧困救済、教育サポート、文化の発揚に関わらず、万達グループは率先して手本を示す必要があり、大報恩寺再建の援助が中華文化の発揚になるよう願っている」

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年11月9日

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