11月11日はシングルを意味する数字の「1」が四つも含まれていることから、中国では独身者の日として知られている。1980年代、大学のキャンパスから始まったが、その後、インターネットにより急速に広がり、今やその日の前後になると、独身者向けの各種イベントや商戦が繰り広げられるほどである。
今年も「独身者の日」がやってくるが、数多くのウェブサイトはいずれも目立つ場所に「独身生活とさよならしよう」と題する広告を出し、多くのネットユーザーたちが書き込みを行っています。各地の業者はこの日に発生するビジネスチャンスをつかむため、全国各地で「お見合い」イベントを計画している。
北京では、縁と愛を売り物にする「愛のスーパーマーケット」がオープンし、独身者は個人情報と写真を棚に陳列し、独身者なら誰でも自由に来店して、相手を探すことができるようになっている。
杭州では、数多くのレストランやKTV、バーは「独身パーティー」を行い、その中、数多くのKTVはすでに予約で満席となり、各地の結婚紹介所も「スピードお見合い」のイベントを行う予定である。
ここ数年、大中都市では結婚適齢期を過ぎた独身男女が日増しに増えており、北京だけでも50万人の適齢期を過ぎた女性がいるということである。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2010年11月11日