ネットユーザーにとって最もイメージのいい職業は?環球世情調査センターの調査によると、「工場労働者」、「農民」、「エンジニア・技術者」が上位3職業となり、以下、「科学研究者」、「軍人」が占めた。「重慶晩報」が伝えた。
今回の調査は中国の現在の職業を23種に分類、結果に基づきポイントをつけた。「工場技術者・労働者」が83.4ポイントで首位、「農民」(83.0)が2位、「エンジニア・技術者」(82.4)が3位、「科学研究者」(80.2)が4位となった。
同センターは職業イメージをさらに4つの等級に分けた。80ポイント以上を1級、70-80ポイントは2級、60-70ポイントは3級、60ポイント以下を4級とした。結果は以下の通り。
1級には「工場技術者・労働者」、「農民」、「エンジニア・技術者」、「科学研究者」が選ばれた。2級は「軍人」、「警備員・消防員」、「市民生活サービススタッフ」、「運送業従事者」。3級は「宗教者」、「文学者」、「教育関係者」、「スポーツ関係者」、「ホテル・飲食・旅館・娯楽の各サービススタッフ」、「芸術関係者」、「ビジネスマン」、「法律専門家」、「メディア関係者」、「金融業従事者」、「一般公務員」、「企業経営者」。4級には「医療従事者」、「芸能界関係者」、「事業団体幹部」が挙った。
ネットユーザーがその職業を評価する根拠として一番に挙げたのが「従事者の素養(職業道徳などを含む)」で62.4%となり、他を大きく引き離した。「その職業が果たす社会的責任の度合」とした人は25.3%、一方で「その職業の経済発展への貢献度」、「職業の社会的地位」、「従事者の報酬水準」を第一に挙げた人の比率は1割にも満たなかった。
「人民網日本語版」2010年11月25日