死化粧を施す陳鈺さん(11月28日)
今年8月に開業した上海竜華葬儀場の「白木蓮遺体養護作業室」では、1890年代に生まれた「80後」の女性7人が納棺師として働いている。
この7人は大学卒業後、亡くなった人に最後の手入れを施し、静かに人生最後のカーテンコールに応えてもらうためにこの職業を選んだ。柔らかな照明のオフィスでは、彼女たちが思いやりのある手順で作業を行い、遺族や友人たちがその様子を窓越しから見守っている。
同年代の女性たちと同じように、ヨガや書道を学んで余暇生活を楽しむ「白木蓮遺体養護作業室」の入棺師たち。彼女たちの仕事に対する理解は、命を尊重し、亡くなった人を尊び、残された人の悲しみを軽くすることだ。