C919大型旅客機のリチウムアルミニウム合金機体の胴体部分にハッチを取り付ける江西洪都航空工業集団公司の業務員（1日撮影）。

　C919大型旅客機のリチウムアルミニウム合金機体の胴体部分が1日、中国航空工業洪都大飛機部の組み立て工場で順調にラインオフした。これは中国航空工業集団公司傘下の江西洪都航空工業集団公司が参加したC919大型旅客機の開発業務が着実な一歩を踏み出したことを表すものだ。C919旅客機は中国が独自の知的財産権を持つ短・中距離商用幹線飛行機で、156から168人の乗客を乗せることができる。胴体部分はC919大型旅客機の7つの部分の一つで、飛行機機体の前部に位置し、同じ幅の筒状の構造部分で、全長7.45メートル、幅4.2メートル、高さ4.2メートル。国内の民用飛行機としては初めてリチウムアルミニウム合金の材料を使用している。

　「人民網日本語版」2010年12月2日

1日に撮影された、C919大型旅客機のリチウムアルミニウム合金機体の胴体部分。