12月1日は第23回「世界エイズデー」だ。記者は済南市唯一の市級エイズ確認実験室を訪れ、エイズウィルスの検査プロセスを見学した。エイズウィルスが「姿を表す」には3つの段階を経る必要がある。第一がスクリーニングで、病院や疾病コントロールセンター、採血センターなどの機関がスクリーニングで陽性となったサンプルを確認実験室に送る。第二が再検査で、実験室の作業員が再度検査を行い確認する。第三が再検査でも依然として陽性だった場合、確認プロセスに入り、ウェスタンブロッティング法を使った12から16時間の実験により、サンプル上に出現した様々な数のバンドに基づき判断し、陽性を示したのがエイズウィルスかどうかを最終的に判定する。写真は済南市疾病予防コントロールセンターエイズ確認実験室で、検査に送られてきた陽性のサンプル(1日撮影)。
「人民網日本語版」2010年12月2日